フッ化物配合歯磨き粉・ジェルの適正量について(お子様向け)
【注意】
以下の内容は2023年4月3日公開のココ歯科ブログにて情報が更新されておりますのでそちらをご覧ください。
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こんにちは
ココ歯科です
お子様に使用するフッ素配合歯磨き粉・ジェルの適正な量について情報提供します。
まず、患者様から何歳から使用してよいですか?と聞かれることがありますが、そこについてお答えします。
「乳歯が生えはじめたら使用しましょう!」が正解です。
乳歯の生え始めから生え揃うまでの間はフッ化物の浸透が良く効果的で、その後の虫歯有無に影響を与えます。
しかし、大人用のフッ化物濃度1500ppmの歯磨き粉で大人が使用する量で磨くことは避けましょう。
お子様の年齢に応じたフッ素配合量、使用量は以下のとおりです。
参考にしてみてください。
歯の萌出~2歳→使用量は切った爪程度の少量、フッ化物濃度は500ppm
3歳~5歳 →使用量は5mm以下、フッ化物濃度は500ppm
6歳~14歳 →使用量は1㎝程度、フッ化物濃度は1,000ppm
15歳以上 →使用量は2㎝程度、フッ化物濃度は1,000ppm~1,500ppm
【注意点】
小さなお子様はまだまだ上手に歯磨きが出来ませんので、歯磨きを小さなお子様自身が行うときは水だけで磨き、
その後保護者様が上記の量を使用して仕上げ磨きをされることが効果的です。
歯磨き後のうがいは少量(10~15ml)の水で1回だけにしてください。
夜寝る前の仕上げ磨きは効果的ですが、歯磨き完了後、寝るまでの間の飲食は控えてください。